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本会と姉妹結縁団体の
釜山商工会議所への表敬訪問事業を開催しました(2024.11.14-16)

釜山商議 貴賓室での記念撮影 趙珉一会長(左)、梁在生釜山商議会長

 

去る11月14日~16日、姉妹関係にある釜山商工会議所(梁在生会長)を表敬訪問しました。
本会議所と釜山商議は、1991年2月に「親善合意書」、1997年5月に「協力議定書(姉妹結縁)」を調印し、これまで20回以上の相互訪問事業をはじめ、会員間の商取引の斡旋、各種情報資料の交換などパートナーシップを重ねてきました。しかし2020年からは新型コロナウイルスにより交流事業が中断していましたが、今年3月に釜山商議で梁在生会長が新会長に就任、本会議所も趙珉一会長が再任したことを受けて、4年ぶりの訪問事業を行いました。
訪問事業には兵庫韓商から趙珉一会長、崔鐘太常任顧問、趙久美顧問、金光治副会長、金省行副会長、金一貴副会長、朴大樹常任理事、張賢相常任理事、樋口多恵子常任理事など16名が参加しました。釜山商議からは、梁在生会長(銀山海運航空㈱会長)、姜ビョンジュン顧問(歴代会長、ネクセングループ会長)、鄭ヒョンミン常勤副会長、崔用皙常任議員(元副会長、㈱Golden Blue副会長)、金潤煥議員(元副会長、㈱栄光図書会長、)、金ジョンホ起業支援本部本部長などが出迎え応対しました。
懇談では、各自名刺交換の後、梁在生釜山商議会長と趙珉一会長が両会を代表して挨拶、続いて30年以上におよぶ両会の交流の歴史に尽力された姜ビョンジュン顧問、崔鐘太常任顧問が挨拶を行い、改めて両会の永きにわたる交流と友情のヒストリー等を全体で共有しました。懇談では、来年開催される大阪・関西万博への釜山商議の来日時を活用した交流事業の開催や今後もパートナー関係を深めていくことを確認しました。また釜山商議が開催している「グローバルアカデミー」と本会議所が継続開催している「東アジア経営塾」に参加している若手経営者・起業家の交流も進めることとしました。さらに来年4月から神戸空港の国際チャーター便が就航することから、神戸-釜山間の就航に関しても観光・ビジネス等の観点からの意義・具体化などに関しても意見が交されるなど充実したものとなりました。
表敬訪問以外にも、韓国最大級の海産市場である「チャガルチ市場」の視察、韓国で最も美しい寺院と称される青い海に囲まれた「海東龍宮寺」なども観光しました。さらに朝鮮戦争時に北朝鮮から避難してきた人々が山肌を苦難の末開拓し建てた集落で、2009年頃から町おこしが進められ、現在はおとぎ話のようにカラフルな家々が連なる景色から「韓国のマチュピチュ」と称され韓国映画・ドラマのロケ地としても知られている「甘川文化村」を地域ブランディングの観点含めて視察するなど充実した訪問事業となりました。