Skip to main content

~朝鮮と日本の関係を顧み、対馬の歴史・風土等を体感~

8月6日~8日、当会議所がメンバーとして参与する「KOBE三宮・ひと街創り協議会」「ザ・ファースト」が開催した『朝鮮通信使をたどるツアーin対馬』が開催されました。ツアーには全体で31名が参加、当会からも趙珉一会長、孫政弘顧問、高龍弘副会長、韓検治副会長、原田兼嗣監事など12名が参加しました。
対馬(長崎県)は、九州と韓国の間の対馬海峡に浮かぶ島で、博多港から航路で約132キロ、韓国釜山までは直線距離で約49.5キロに位置しており、室町時代から江戸時代にかけて朝鮮から日本に合計12回にわたって派遣した外交使節団「朝鮮通信使」の受入や貿易の窓口として重要な役割を果たしました。
ツアーでは、天候の良い日は韓国釜山の町並みが望める「韓国展望所」、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に朝鮮から対馬に連れ去られてきた朝鮮国王姫・李昖王妃の墓参、新羅時代の9世紀に作られた渡来仏「銅像如来坐像」(国指定重要文化財)、朝鮮との外交に極めて重要な役割を果たした雨森芳洲の墓参、対馬朝鮮通信使歴史館など400年以上に及ぶ朝鮮と日本の歴史を顧みるとともに、対馬藩主宗家の墓所「万障院」や竜宮伝説で知られる「和多都美神社」、「小茂田浜神社」「椎根の石屋根」「野生動物保護センター」など、対馬の歴史・自然・風土を体感する貴重なツアーとなりました。