Skip to main content

「2024年兵庫県韓国人合同新年会」を開催
~各界のご来賓含め総勢250名が集い、新春の門出を祝う~

左から新井康夫日本ケミカルシューズ工業組合理事長、小原一徳神戸市副市長、吉
田謙治日韓友好神戸市議連会長、李相烈駐神戸総領事、趙珉一会長、崔鐘太第6代会長、
宋玉植第8代会長、山本敏信日韓親善兵庫県議連会長、久利計一KOBE三宮・ひと街創り協議会会長

 本会議所では、民団兵庫県本部(金泰煥団長)と共催し、2024年の新春の門出を分かち合う「兵庫県韓国人合同新年会」を去る1月15日、エスタシオンデ神戸にて開催しました。この合同新年会は1997年から始まり、コロナ禍で3年間は簡素化での開催を余儀なくされましたが、今回はご来賓もご招待し、また会食等も行う中での開催となりました。
当日は、来賓として李相烈駐神戸総領事、小原一徳神戸市副市長、崔鐘太(社)韓日親善協会中央会常任顧問(本会第6代会長)、久利計一KOBE三宮・ひと街創り協議会会長、新井康夫日本ケミカルシューズ工業組合理事長、山田信孝三宮センター街東通商店街協同組合理事長、王文美神戸華僑総会副会長、パラムジット・チャダ在日インド商議所副会頭、NHK神戸放送局局長、小野秀明(株)ラジオ関西代表、山崎直純朝日新聞社神戸総局総局長などが参加しました。また国会議員からは中野洋昌衆院議員(公明党)、桜井周衆院議員(立憲民主党)、井坂信彦衆院議員(立憲民主党)、一谷勇一朗(日本維新の会)、伊藤孝江参院議員(公明党)、加田裕之参院議員(自民党)、片山大介参院議員(日本維新の会)など15名(代理含)、兵庫県会議員からは山本敏信議員(日韓親善兵庫県議連会長、自民党)、浜田知昭議員(同事務局長、自民党)、谷井いさお議員(同理事、公明党)、越田浩矢議員(同理事、公明党)など20名、神戸市会議員からは吉田謙治議員(日韓友好神戸市議連会長、公明党)、河南ただかず議員(同副会長、自民党)、諫山大介議員(同事務局長、こうべ未来)、森本真議員(同理事、共産党)、菅野吉紀議員(同監事、公明党)、横畑和幸議員(同監事、こうべ未来)など25名、その他県下経済団体・諸団体幹部などの来賓含め総勢250名が参加しました。
新年会は、実力派ボーカルグループ・The Voice Of West Harlemによるオープニング曲「レイン」で幕を開けました。続いて阪神大震災・能登半島地震はじめとする震災犠牲者への黙祷の後、主催者を代表して金泰煥団長、趙珉一会長の挨拶がありました。
趙会長は挨拶で「混迷を深める国際情勢のため、国内経済はエネルギーや原材料価格の高騰などの不安定要素が山積しております。一方、3年以上にわたり 世界レベルで 混乱を余儀なくした新型コロナによる厳しい制限下における暮らしは日常を取り戻し、経済も街もその動きを 活発化させており、今年2024年度は次のステップに向けた重要な年になると思われます。また来年2025年には、待ちに待った神戸空港の国際チャーター便が就航・解禁されます。そして2030年前後に国際定期便の就航が決まる等、大きなフォロー風も吹いております」「今後、当会議所としましても、この流れに乗り、地域経済と街の活性化に向けて、今まで以上に魅力ある神戸・兵庫作りに向けて積極的に参画する所存であります。特に当会議所は韓国最大の商工団体である釜山商工会議所と1997年から姉妹関係、大邱と昌原の商工団体、そして中国大連の韓国人商会とも姉妹関係を締結する等、日本・韓国・アジアのコリアン系商工団体とのネットワークを 築いて参りました。今後、このネットワークを 積極的に活かしながら、チャーター便並びに国際定期便の就航・誘致に際しても、積極的なプロモーション活動を行って参る所存であります」と述べました。また続いて「今後はアジアの優秀な人材の獲得と外国人に選ばれる地域・街作りに向けて、【アジア人材サポートセンター】の設置に関しても進めております。また中核事業のアジアンパーク創生事業に関しましても、イベントや情報発信とともに、拠点設置の実現に向けて尽力して参ります」と述べました。さらに「1965年の韓日国交正常化の前年1964年5月に当会議所は在日一世商工人を中心に設立され、現在、60期という節目の年を迎えております。この60年という節目を機に、当会議所はもっと深く兵庫・神戸の地域経済に役立てる団体に進化して参る所存です」と力強く述べました。
続いて李相烈総領事、小原一徳神戸市副市長から心温まる祝辞と来賓紹介の後、主催代表とゲストによる鏡割り(灘のお酒)、李圭燮民団常任顧問の乾杯により歓談に入りました。歓談では参加者各々が新年の挨拶を交わすとともに懇親を深めました。またThe Voice Of West Harlemの公演も行われるなど和気藹々とした中で楽しいひとときと新年の慶びを分かち合いました。